ぶどう品種:メルロ、サンソー、シラー、グルナッシュ、ヴェルメンティーノ、コロンバール
フランス ロワール(ぶどうはラングドック)
粘土質石灰土壌で有機栽培されたぶどう。収量20hl/ha。すべて手摘みし、メルロとグルナッシュは100%除梗、サンソー、シラー、カリニャンは40-60%除梗、ヴェルメンティーノとコロンバールの白ブドウは即圧搾。黒ぶどうは6-12日間ピジャージュもルモンタージュもせず醸しながら発酵。マロラクティック発酵が終了してからロワールへ運び、熟成後コラージュもフィルターも掛けず、SO2含め何も添加せず瓶詰め。ややあずき 色掛かったルビーの色調。グレープカルピスのような果実と乳酸的風味に、リモダンヌに感じられるパクチーのようなハーブ 感が印象的。軽やかで浮遊感ある口当たり、ヨーグルトキャンディのうま味、一瞬ボアゼかと思わせるハーブ感など、 次々と様々が味わいが押し寄せる唯一無二の魅力溢れた玉手箱のようなワイン!ご存じアメリカのアクション映画「リー サルヴェポン」を模したラベル。
南仏のぶどうを買ってロワールでワインを造っている女流醸造家。ビオディナミの本を著し、南米でも栽培指導を行うなどその道の大家でもあるクリストフ・ボーのドメーヌ・ボートレにて共同で仕込んだワインをトゥーレーヌにある自身のドメーヌに持ち込んで更に熟成させ、ワインを造っている。しかもご主人は、あの超自然なワインを醸すグレゴリー・ルクレール。女流醸造家アンヌ・パイエが作るワインは、南仏の豊かな果実味そのままで、ロワールらしい伸びやかな爽やかさが共存している。全キュヴェSO2完全無添加。