品種:バルベーラ(樹齢20~75年。粘土と石灰質土壌)
イタリア ピエモンテ
熟成:ステンレスタンクで6日間発酵。ステンレスタンクとセメントタンクで6ヶ月熟成。
フレッシュでピチピチ感を楽しむマトタだが、2019年はコロナの影響でオーダーが減り、例年より1年間長く熟成。香りはカシスやラズベリーのフレッシュなイメージだが、口に含むと想像以上に落ち着いた印象。大ぶりのグラスでゆっくり楽しみたいエレガ
ントな味わい。
タンニンが比較的しっかりしており、クラッシックな濃いめのワインを飲みたい時におすすめ(店主談)。
ロエロとランゲの境に隠れていたワイン職人レナートとエマヌエーレのブガンツァ親子。父のレナートは農学を修めたのちアフリカ放浪の旅を経てピエモンテのロエロとランゲの境、ピオーベジ・ダルバに落ち着く。
ブガンツァはランゲとロエロの中間地点、2つの地域を分ける
タナロ川左岸ピオーベジ・ダルバに位置。
その他バルベーラ・ダスティやバローロにも畑を持ち
ピエモンテ原産の多数のぶどうを元に多くの種類のワインを造る。
その数合計16銘柄。
ワイン造りにあたってはその土地、品種の特徴を考え抜いて最適な方法を選択。
ランゲ・ネッビオーロのような長期熟成に向くワインからラ・マトタのような若飲みワインまで幅広いラインナップが自慢。
土地とぶどうが合っているから農薬も必要ない。質が良いため結果としてSO2の添加を抑えても長期熟成ワインが出来るという哲学のもと日々汗を流している。