品種:ピノ・グリ
アルゼンチン メンドーサ
気温が低い夜間に、すべて手摘みで収穫。ステンレスタンクで低温発酵。一部コンクリートタンクで6ヶ月熟成。ピノ・グリを果皮と全房で醸し、赤ワインとして表現。
高標高な産地の特性を活かした冷涼さが特徴。外観は濃いピンクにオレンジが差す、魅惑的な色調。オフフレーバーは全く無く、小粒のベリーや森のような爽やかな香りに優しい酸。程よい苦みを伴う、ジューシーな旨味がのってくる。フレッシュな味わいとのバランスがとれた、心地良いタンニンが魅力のワイン。
アンデス山脈の麓、1,250mに位置。「世界最高標高」といえる畑と石がちの土壌が特徴。暑いと思われがちなメンドーサにありながら、酸が十分に保持されることで味わいはよりフレッシュに。山脈部から低地に流れ込んだ沖積層が中心の土壌。
狭いエリアに様々な土壌が入り込むため、多様な性質の畑を持つ。2009年から植樹をスタート。ぶどうの個性を引き出すために自然栽培。醸造においても微量の酸化防止剤以外の添加物は一切なし。また「サステナビリティ」にも力を入れていて、水や環境、経済的な配慮を常に欠かさず、広い視点での持続可能性を維持している。