品種:ピノノワール50% グルナッシュ50%
フランス ラングドック
ピエールが自然栽培にはなくてはならない「風」に敬意を表した日 本限定キュヴェ。標高500m南向きの片麻岩花崗岩土壌のピノノワールとグルナッシュを除梗せず5日間醸した後、セメントタンクでピジャージュとルモンタージュを施し ながら発酵・熟成しました。ブラックガーネット色、ブラックチェリーやカカオ、火打ち石の香りを感じる。味わいのバランスよく果実味が 良質で、しっかりとした風味もあり飲みやすく、豊富なタンニンがアフターまで溶け込んでいる。
ラングドックでは定着が難しいと言われる品種ピノノワールであるが、フルーティなヴァン・ド・ソワフ(※喉の渇きを心地良く潤すナチュラルな旨味のワイン)の実現になくてはならない存在であることから、標高が高く、風通しの良い畑で育ている。
ラングドック地方ペズナの北部。ドメーヌ・ド・ラ・ガランスは、肥沃で乾燥した丘陵にある、牧歌的な風景のなかにポツンと佇む秘境のワイナリー。1939年、現当主キノネロの祖父が急斜面の農地を購入。ブドウ畑ではなかった土地を祖父と父が耕し、ブドウ栽培を始めた。1991年、キノネロ夫妻は「ラングドックのグランヴァンを作る」という未来に情熱を持って身を投じる。自然と共生する栽培で、できるだけ伝統的な方法で醸造することに情熱を傾け、優良なワインを造り出す……そんな真摯な姿が多くの人から愛され、信頼されている。