ピノノワール 100%(1998 年植) 軽い赤
フランス ロワール
2/3 ダイレクトプレス、1/3 は全房、マセ 5 日 ファイバー槽発酵 ノンフィルター ノンコラージュ SO2 無添加
乳酸発酵によりとろみのあるテクスチャーとなった珍しいピノノワール。アペリティフ向け。
ソムリエだったカナダ人のアレクシスは、2014 年頃より収穫の手伝いを始め、その後パリで働いたり、 2016 年からはジュラで3年間エスタジュをしたりして、2018 年にはネゴスワインを始めた。2020 年にモンタイヤントの畑 6ha を借りることができ、パートナーのジュローム氏と一緒に、ここにドメーヌを誕生させた。もともとの畑のオーナーは 1990 年代にブドウを植えていたので、樹齢は 25~30 年。サンセールというよりはブルゴーニュに近い土壌で、植えられている品種はシャルドネとピノノワール。畑の微細なミクロクリマにより、シャルドネはペットナットと白、赤は薄赤とクラシックなタイプに造り分けている。畑仕事ではハーブ(西洋カノコ草など)の煎じ液を 良く使い、ビオデナミの500 番、501 番なども使用する。葡萄の生育は健康そうで、新梢は切ってはいるが、切らないことも試してみたいと話してくれた。 醸造も試行錯誤の上、綺麗なタイプを目指している。発酵は目下セメント槽(内部塗装なし)とグラスファイバー槽を使用。