品種 トウリガ・フランカ、ティンタ・バロッカ、ルフェテなど古木混植 20 種
ポルトガル ドウロ
ポルトガルの畑の伝統、『混植混醸』の畑から 20 種類のぶどうを 1 本のボトルに詰め込んだ。クリーンながら圧倒的な果実の凝縮感。
ボージョレに代表される優しい果汁の抽出方法「セミ・マセラシオ
ン・カルボニック」で作り上げた除梗 70%、30%グラップ・アンティエールのぶどうを破砕せずに全てをタンクに入れて7 日間マセラシオン。ステンレスタンクで 5 ヶ月間の熟成。
フォリアス・デ・バコの畑はドウロ地方のサブ・ゾーン、シマ・コルゴの最標(550m~700m)で、冷涼さのある場所。表土の浅いシスト土壌で石がごろごろした畑や、花崗岩質土壌も一部にあり、ドウロの中でも最も痩せた土壌。
厳しい環境で育ったぶどうは、人為的介入を最低限にとどめ、多くの場合グラップ・アンティエールでラガール(ドウロの伝統的な桶)で軽く踏んだり、ほとんど破砕せずに醸造される。現代醸造技術の知識も思慮深く使いながら、伝統を大事にしている。