Giovanni Iannucchi Costa delle Viole 2020 ジョヴァンニイアンヌッチ コスタデッレヴィオレ

品種: バルべーラ・デル・サンニオ100％
イタリア　カンパーニャ州

ピエモンテ州のバルべーラではなく、この地で昔から栽培されていた土着のバルベーラで作ったワイン。
ワイン名は街にある道の名前で、「スミレの主脈」という意味。
10月下旬に手摘みで収穫され、プラスチック製開放式樽で発酵。マセラシオンは20日間行われ、その後シュール・リー（澱の上で熟成）状態のまま、ダミジャーノ（ガラスの大瓶）で6ヶ月間熟成。ボトル詰めの際の清澄作業とフィルタリングは行わずに最低1ヶ月の瓶熟成後リリース。So2はプレス後と瓶詰め前に極少量使用。　
華やかな香りと独特の余韻が楽しめる飲み心地の良いワイン。柔らかく繊細でしっとりとした果実味が楽しめる。

深く強いアロマがあり、甘いブルーベリーやスミレなどのフレッシュで華やかな香りがグラスから溢れる。

弱冠30歳のジョヴァンニ・イアヌッチ。2012年に始めたばかりのこの若き造り手はカンパーニャ州のグアルディア・サンフラモンディにワイナリーを構え、父から譲り受けた約2haの畑でワインを造っている。
イアヌッチ家はジョヴァンニの祖父の代からブドウ栽培を行っており、共同組合への販売や、自家消費用ワインとして瓶詰めしていたが、ジョヴァンニは、昔からの伝統を守りつつ、いかにテロワールとブドウの特徴を伝えられるかを念頭に置いたワイン造りを始めた。
海抜200ｍの立地にあるジョヴァンニの畑は、地中海からの温暖な風と山からの冷たい風が良く通り、ブドウ栽培に適切なミクロクリマを生み出します。土壌は石灰質に粘土質が混じり、豊富なミネラルを備えたブドウが育つ。