品種:ルカツィテリ100%
ジョージア
カヘティ地方マナヴィ村、標高450m、石灰土壌で育つルカツィテリをクヴェヴリで2日間の醸し後プレスせず、フリーランジュースをクヴェヴリで10から12日間発酵。11ヶ月間マロラクティック発酵(アルコール発酵に続いて起こる反応で、ワイン中のリンゴ酸が乳酸に変わることでワインの酸味がまろやかになる)、熟成。無濾過・清澄あり。SO2は発酵・マロラクティック発酵・熟成・瓶詰め前に20mg/L使用。
淡い黄金色、洋梨やカリンジャム、紅茶やタルトのアロマ、 茶葉のタンニンとコンポートの甘い香りが拡がるふくよかな味わいで全体的に丸いエレガントな仕上がり。
ジョージアのおよそ7割のワインを生産するカヘティ地方Manavi(マナヴィ)村にある「Giuaani(ギウアーニ)」は設立年が分からない程、大昔からワイン造りに携わってきたワイナリー。1965年生まれの現オーナー Kakha Giuashvili(カハ・ギウアシュヴィリ)がワイン造りを始めた頃は、代々受け継がれてきた伝統をベースに新しいテクノロジーを取り入れようと動き出した流れの真っただ中であった。現在は20haの畑と広い敷地内に整った醸造設備を完備、畑は出来るだけ自然な栽培方法で管理し、醸造段階ではプレス機を使用せず除梗・破砕したブドウを低温で醸し、それぞれのタンクやクヴェヴリで発酵熟成、酸化防止剤は控えめに添加という手法を取り入れている。