品種:リボッラ ジャッラ100%
イタリア フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州
SO2 澱引き時に 5mg/L x 2回添加
フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州の古くからある土着品種であるリボッラ・ジャッラを全房プレス、ステンレスタンクにて低温発酵・熟成(10%古小樽で熟成)。リボッラ・ジャッラの木は乾燥した丘陵地の土壌を好み、力強く骨格のしっかりしたワインを生み出す。ルネッツァの丁寧なプロセスにより、アカシア、プラム、黄桃の繊細な香りを持つ、複雑でストラクチャーのある白ワインとなる。
ウディネ中心部より東へ10km、スロヴェニアとの国境沿いに位置するプレポット。この地で1900年頃から農業・家畜業で生計 を立てていたレヌッツァ家は、1954年より本格的にワイナリーとして歩みを始めた。当主ジャンパオロ・レヌッツァは、父より受け継い だ4.5haの畑とカンティーナから少量ずつボトル詰めを開始。そして1990年頃より自然環境を重んじた農法へと移行を始める。現 在は7haの畑より約50,000本をボトル詰め。土地は鉄分を多く含んだ赤土から、小石やスケルト、ポンカなど、様々な豊富な養 分を含む土壌で構成されている。畑では自然とのEquilibrio=調和・バランスを最も大切にしており、あらゆる植物や生物が暮ら す自然環境をそのまま残しつつ、ブドウ栽培を行う。農薬や化学肥料、除草剤も一切使用せず、年に一度土壌を掘り起こす以 外は、全てを手作業で行っている。収穫後は自然酵母にて発酵を行い、酸化防止剤は熟成前と瓶詰め時に極少量添加を行う。