品種:カリニャン60%、シラー20%、サンソー15%、カベルネ・ソーヴィニヨン 5%
フランス ラングドック
バザルト(玄武岩)混じりの粘土質石灰土壌。収量20-40hl/ha。60%全房&40%除梗し発酵、発酵中、少量の亜硫酸を添加。総亜硫酸26mg/L。全体的に紫掛かったルビー。スミレやチェリーの香り、自然な口当たりで滑らかで、フレッシュ。スミレや赤い花と赤果実の風味が口中に広がり、タンニンも軽やか。トアとはニュージーランドの原住民マオリ人であり、マオリ人が話す言語の事。マオリ人は好戦 的で、愛妻のソフィーが2020年重い病にかかり辛い闘病生活を送った事から命名。スパイシーな香り豊か、しっかりした飲みごたえだがタンニンはなめらか。
作り手のソフィーとジャン・イヴは、まずコート・デュ・ローヌとボージョレでプロとしての経験を積んだ後、オーストラリアに渡り、ビオディナミのワイナリーで働く。そして3年後、彼らはニュージーランドで新たな冒険を始め、自分たちのドメーヌを作った。こうした豊かな経験を経て、ついにフランスに戻り、2019年、ラングドックでのワイン作りを始める。手に入れた6haのうち3haは、盆栽の様に小さく丁寧に手入れされた樹齢90年もの樹を含む畑をドメー ヌ・モンリューから譲り受けた。玄武岩質土壌ではグルナッシュ・ノワール、カリニャン・ブラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、粘土石灰質土壌ではクレレット、シラー、カリニャン・ノワールを育てている。