品種:ピノグリ55% ピノオーセロワ45%
8日間醸したピノグリ55%と直接圧搾したピノオーセロワ45%をアッサンブラージュ、ステンレスタンクとフードルで発酵・熟成した。夕日を思わせるオレンジカラー、いちごジャムやフランボワーズ、すりおろしリンゴのアロマ、ほのかに甘みのある果実味と酸味のバランスが良く、上品で上質な逸品。
ドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村にあり、南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのる。粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出す。
”MT VIN”(エム テ ヴァン)は、マルク・テンペの新しいプロジェクト。アルザス北部にあるマルクと同世代の友人が、20haほどの大きな畑を持っており、ビオディナミでブドウ栽培をしいる。醸造は、その息子が担当しており、そこにマルクが醸参加し、今まで彼のドメーヌワインとしては出来なかったようなことにチャレンジしたシリーズ。”よりナチュラルに、よりカジュアルに親しみやすく”を意識して造っているとのことで、全てサンスフルで仕込んでいる。