美味しいカバを連想した時、その通りの味わいが口中に広がる。
泡からも立ち込めてくる熟した果実の香りとキレのある酸がフレッシュ。
安心して、素直に美味しいCAVAです。
DOカバ規定では9ヶ月だが、マス・オリベルのCAVAは、瓶内熟成15ヶ月。
品種:マカベオ、パレリャーダ、チャレロ
スペイン カタルーニャ
カタルーニャ地方のカバの聖地、サン・サドゥルニ・ダノイア村の中心部に蔵を構えるマス・オリベル。当主は二代目のジョアンさん現在 85 歳。そして弟のジャウマさんも一緒に働く兄弟蔵元。二人のお父さんが 1929 年創業して以来、ずっと家族経営で運営を行ってきた。蔵元名の「マス」はお父さん、「オリベル」は奥さんのお母さん側の苗字から合わせてマス・オリベル。三代目のモンゼさんも一緒に働いている。また蔵元の近くにこの村で 1、2 の人気を誇るレストランも経営している。年間生産量は40万本で、カバでは小規模生産者にあたる。
マス・オリベルのこだわりは
1.泡を仕込む前の原酒を徹底的に選定
自家ぶどうもパートナーのぶどうも同様に、厳しく愛情の限りを尽くして育て上げる。そうして初めてカバの原酒として満足できるワインが可能になる。濃厚な旨み、果実味を称えるワインに対して、一切妥協できない。
2.使うのはフリーランジュースのみ
絞るとえぐみが出るので、贅沢にも自然に流れ出たマストのみを使用している。
3.熟成に対するこだわり
法律では 9 ヶ月の瓶内熟成だが、チャンカレはなんと15ヶ月。レセルバはさらに倍の30 ヶ月熟成さている。滑らかな泡が果実の香りを身にまとって立ちあがってくるのは、この熟成期間があってこそ。
4.土着品種を大切にしている
現在 DO カバは、シャルドネなどのフランス産品種も認可されているが、メインのチャンカレ、レゼルバには徹底して土着品種のみを使用している。