品種:ヴェルシュリースリング50% トラミーナー 25% ピノグリ 25%(手摘み/ 5 ~ 30年)
オーストリア ブルゲンラント地方
祝いの場での快活で楽しいワインを意味するハンガリー語を冠した。3品種を除梗しステンレスタンクで5日間醸しプレス後、ステンレスタンクで発酵・熟成した。淡い黄金色、アプリコットやカリン、アスパラの香り、ドライなアタックにじわりと溢れ出す旨味、アプリコットの味わいが拡がり、ピールや種まわりのほろ苦さがアクセントと なっている。
オーストリアと旧東側国ハンガリーとの国境から車で5分10分足ら、世界遺産ノイジードラーゼ湖の南東岸、ハンガリー国境すぐそばに位置している。ヴァイングートを開設する2001年まではミヒリッツ・ファミリーが代々営む複合農家で、小麦などの穀物栽培、リンゴなどの果樹栽培、牛、豚、馬、羊等の牧畜業が中心であった。現在は、これらワイン以外の農業 が、ビオディナミで育てるブドウ畑に多大な恩恵をもたらし密接な関係性を保っている。30年前は40haだった農園も現在は2500haにまで広がり、その90%以上はハンガリーに所有している。ここは粘土砂質土壌。ハンガリーにもDO Somloに火山性土壌のブドウ畑を2ha持っている。