品種:ランブルスコマエストリ主体 バルベーラ&アンチェ ロッタ
イタリア エミリア・ロマーニャ
全てのワイ ンは除梗後、発酵の前段階で極少量の亜硫酸を添加し、酵母を整える。酵母は自然酵母のみ。10日ほどのマセレーションを行い発酵。収穫時 に冷却保存しておいたモストを加えて春先にボトリングを行う。ドライでしっかりした骨格、ベリー系のアロマと濃厚で持続性のあるフレーバーが飲み進めるほどに心地よい。
エミリアの州都パルマから続くパルマ川沿いを南下し、山道を走る続ける事約 25km。自然豊かで、のどかな時間が流れる田舎町ベドゥッツォがある。モンテベッラーリアのオーナーであるフラヴィオ・テバルディは、定年を機に地元であるベドゥッツォの丘に畑を手に入れ、パルマ出身のフィリッポ・ヴァッラと共に萄栽培とワイン醸造を開始。畑は 1.5ha ほどで、最初は地元に量り売りを行ったり、ご近所さんに配ったりする程度で、自分や身近な人達が楽しむ為のワイン造りを行っていた。そこに、同じエミリアのレ・バルバテッレで働いていたエリカがフィリッポと知り合い、本格的に始動。畑の海抜は360m。夏は気温がかなり上昇し日中は厳しい暑さが続くが、絶えず吹く風の影響で、昼夜の寒暖差はあり、冬には雪が積もる土地。葡萄樹の樹齢は 10 年ほど。畑では農薬や化学肥料は一切使用せず、必要最低限の銅と硫黄の散布を行うのみ。雑草は土地を掘り起こしたりはせず、伸びた部分を切り落としている。