品種:スキアーヴァ60%、ラグレイン30%、メルロー10%
イタリア アルト・アディジェ州
標高が高い畑。樹齢30年の粒も大きく力強い樹のブドウを使用。除梗してマセラシオン3日間。その後果皮と分離させてモストの中にカロリーネのヴィナッチャを加え更に発酵。2/3はトノー、残りはステンレスに移し替えて熟成。"赤ワインの色と味があるワインだが白ワインのような繊細さを持つワイン"。
混醸されているが、当主マルティンの思うスキアーヴァの良さが特に素晴らしく表現されている。
プランツエックでは2001年からマルティンが小規模にワインの醸造を開始。当初は酵母やバリックを使用する近代的なワインに傾倒していたが、畑は父の代から無農薬で栽培され続けてきた。ある時友人がナチュラルなワインを造っているのを聞き、マルティンは興味を抱き、少しずつナチュラルな醸造を試み、2009年には自然酵母発酵とセレクション酵母に醸造を分けて行い、ワインの比較をすることに。自然酵母のワインの方がよりテロワールを表現できると確信。それから2010年以降はすべてのワインを自然酵母発酵で行うようになり、畑ではビオロジック、ビオディナミも取り入れ始めた。