品種:マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ 一般的なスパークリングが瓶内二次発酵のために糖や酵母を添加するのに対し、ぶどうの糖分だけで発酵させたフリッツァンテ。3 日間のマセラシオン(果皮や種とともに漬け込むこと)の後、 ボトル内で最終発酵と8ヶ月間熟成。温度管理無しで自然発酵、ノンフィルター。濃いめの黄色で濁りのある外観、洋ナシや青リンゴ、少しだけマスカットやライチを思わせるフローラルでトロピカルなアロマとフレッシュなミネラル感を感じる仕上がりに。酸味と旨味、心地よい苦みが泡と共に口中にたっぷり広がる。
クアルティチェッロは現当主のロベルトが24歳の時にエミリア・ロマーニャ州モンテッキオ・エミーリア地区の葡萄畑を購入し、2001年に設立されたワイナリー。彼らの所有する畑はアペニン山脈の麓のヴァル・デンツァにあり、同名の川に隣接している。彼の畑は砂質と粘土質の合わさった土壌構成をしており、付近の浅瀬にはたくさんの砂利が含まれていて、葡萄に芯のある酸を与え、彼らのワインの大きな個性の元になっている。