品種:フランコフカ・モドラ、カベルネ・ソーヴィニヨン フランコフカ・モドラは東欧で栽培されているブラウフレンキッシュの別名。即圧搾後品種ごとに醸造。アルコール発酵はスペイン産アンフォラ(ティナハ)で、その後ブレンドし卵型タンクで熟成。発酵が始まったところで瓶に詰めたアンセストラル方式による泡。淡いグレナデン色。アセロラやチェリージュースの様な味わいで、軽や かでフレッシュ。泡はとても弱い。
スロヴァキアに於けるワイン造りの歴史は、2000年前にも遡るという。このワイナリー”スロボドネ”は、先祖が1912年にゼミアンスケ・サディの土地を買い、農場を始めたのが初まり。ぶどうの他にも森林もあり、小麦や大麦、タバコなどを300haの土地で栽培していた。当時は、ヨーロッパで最大のタバコ乾燥場を持つほどだった。1920-30年代にはワインもかなり生産し、現在のチェコ共和国の首都プラハでかなり飲まれており、”3人のボクサーへ”Vers les Trois Boxeursというブランドが有名だった。