品種:ネロ・ダーヴォラ(樹齢 1998年植樹)
イタリア シチリア
土壌:
標高 500mの石灰岩土壌。多孔質炭酸石灰。
植樹率 4000-5000本/ha
醸造:
5日~8日間のマセラシオン。発酵は25℃~30℃。
150hlのステンレスタンクにてそのまま熟成。
2月上旬に瓶詰。
ジュルフォのネロ・ダーヴォラは、一般的な力強く、パワフルなネロ・ダーヴォラとは違い、 アタックが柔らかく、なめらかなタンニンが特徴的。 甘やかさはあるものの、生き生きとした酸、ミネラルが感じられ、繊細な1本。
2002年蔵元をスタートし、2005年ボトリング開始。
白はマロラクティック発酵させず、柑橘系の清々しさが引き立つ。
赤はフラッパートのみマロラクティック発酵無し。
彼らのフラッパートは、単なる華やかさだけでなく、とても美しい酸をまとっている。
全て除梗。赤のマセラシオンは、短い品種で12日間、長いネロ・ダーヴォラで20日間程。
土壌は石灰岩系。多孔質炭酸石灰土壌を含み、繊細な味わいのヒントになっている。
古代の貝の化石が出土したり、太古のミネラルが息づく。
あらゆる下草が生え、マメ科の窒素が十分に生まれている様子が分かる。
不耕作の区域や土に混ぜ込んでいる畑など様々。