品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)
フランス ロワール
ナントから南東に20km程進んだゴルジュという街でワイン作りに挑戦するネゴシアン。ぶどうの産地はガブロと呼ばれるマグマが地中深くで冷え固まった土壌。 即圧搾し野生酵母の自然な働きで 発酵。清澄もフィルターにも掛けず、シャプタリザシオンも行わず、SO2も一切添加していない。淡いイエローの色調。グレープフルーツや洋ナシやなど黄色果実に加え、よく熟し果皮の厚いぶどう由来のヴァニラっぽさも感じられる。丸みのある口当たりで図太いしっかりした酸、味わいも充実している。「ス・キ・ヌ・リ」とは、「私たちを結び付けてくれるもの」という意。
VINI LIBREのクリストフは、ネゴシアンでもあるヴィニュロンという珍しい存在である。ネゴシアンとして、彼は10年間、ヨーロッパで最も表現力豊かなブドウとテロワールを探し求めてきた。そのため、自然な流れで自分のワインを造るようになったとき、彼は自分が親しんでいる畑のブドウを調達することができたのだ。ネゴシアンとしてもワイン醸造プロジェクトとしても、クリストフは彼が「ヴァイブ」と表現する、テロワールやぶどう、そして人の手によりグラスにもたらされるエネルギーのようなものを重視している。