品種:グラウブルグンダー 100%(手摘み/平均25年)
グラウブルグンダーの皮は特殊なアロマを持つことと、色を抽出しクリーミーな味わいにしたかったため、ステンレスタンクで 1 週間醸した後プレスし、フードルと古樽で発酵・熟成。カルクスはラテン語由来で石灰という意味。夕日を思わせるオレンジ
色、白いちごやリンゴ、ビワ、檜の香り、しっかりとしたアタックで口中に旨味が拡がり心地の良いほろ苦さが上質な味わい。
アンディ・マンは1990年生まれ。ラインヘッセンの南西、西隣のワイン生産地ナーエとの境界にほど近い人口450人ほどの小さな村エッケルスハイムにワイナリーがある。実家は300年前から続く複合農家、ブドウ造りの他に穀物や野菜を作り牧畜業も代々行ってきた。ワイン造りを中心としたのは彼の父の代からで現在畑は10ha。この地で生まれ育ったアンディ・マンは幼いころから父の畑仕事、ワイン造りを手伝ってきた。2017年ワイン醸造で高明な、ガイゼンハイム大学を卒業しナチュラルワインだけを作る決心をして家業をついだ。畑の生物多様性や自然な循環は、自分たちの生活を豊かにするヒントでもあり、人間の人生にも当てはまるはずだと、人間も幸せにしてくれるはずだと信じている。